ふしみや 呉服町本店

ふしみや

伏見屋は1607年、以前より家康公と主従関係にあった初代小山善藏が京都伏見より来静し、駿府にて創業したのが始まり。第十三代の時代から「他の人の為さざる事をしてこそ抜んずるすべもあれ」という信念のもと、箱根の山を超えて頭髪油や小間物を江戸で買い付け、呉服町にて販売。以来婚礼の日本髪用品なども扱い、静岡の美の文化の発展に貢献しています。

大正から昭和初期にかけて、伏見屋専属の大工さんたちが着ていた揃いの法被。当時の通行証代わりのようなもの。

昭和15年の静岡大火の後で新築され、静岡連隊長宿舎にもなった伏見屋。

権現様の文字が記されている江戸時代の覚え書き。