≪日 時≫ 平成13年6月22日(金) 15:00〜17:00
≪場 所≫ 静岡呉服町名店街事務局3階会議室
≪出席者≫ 池田、大野、近藤、松本、渡辺、綱島,松下、奥山、
北島、村田、加瀬(書記)
■議 題■
【1】エコバッグ作成プラン
T 計画全体について 静岡県中小企業団体中央会 村田より
U 活路の意義について 静岡県中小企業団体中央会 北島より
V 第1回 エコバッグ企画検討会
【2】次回開催のお知らせ
■内 容■
【1】エコバッグ作成プラン
組合として補助事業である活路開拓事業を実施するにあたり、申請書にもとづき全体計画の確認した。
以下は申請書の内容。
T「平成13年度中小企業活路開拓調査・実現化事業」について
― 目 的 ―
エコバッグを導入することで、過剰包装に対する環境問題への取り組みとしての資源節約、及び文化
発信ストリートのイメージ定着を目的として、「呉服町オリジナル逸品バッグ」の実用化をはかり、
中心市街地活性化をめざす。
― 補助金交付申請額 ― 金 1,600,000円
― 補助事業としての活動内容 −
今回のエコバッグ事業は、3つの事業に分けて下記スケジュールで活動していきます。
1.試作事業(平成13年6月22日〜10月31日)
・専門家を交え、逸品委員会による素材・デザイン等の企画検討
逸品委員会での検討会 9回(6/22〜月2回ペース)
機能・デザイン・素材・数量・委託先の検討
具体的スケジュール等の検討
・先進事業例の調査
石川県金沢市の事例を調査 参加人数20名予定
・試作品作成
2.試供・求評事業(平成13年11月1日〜12月31日)
・試作サンプルを組合員経由によりユーザーへ提供
・試作サンプルの求評 アンケート等の実施
3.導入・改善指導事業(平成14年1月1日〜2月28日)
・求評に基づき、コスト分析、普及方法等企画の確立
・組合員への啓発
組合員への認知講習会を実施
― 経費明細 ―
1.試作事業 計2,025,000−
経費項目(謝金・会議費・旅費・委託費・消耗品費)
旅 費=金沢市への調査
委託費=試作品デザイン、外注委託等
2.試供・求評事業 計 165,000−
経費項目(謝金・会議費・印刷費・委託費・消耗品費)
委託費=アンケート等分析委託
3.導入・改善指導事業 計 225,000−
経費項目(謝金・会議費・印刷費・原稿料・消耗品費)
印刷費=組合員向け活動報告冊子印刷
原稿料=報告書原稿
※ 経費明細合計 ¥2,415,000−
(補助金 ¥1,600,000−)
(自己負担 ¥815,000−)
U 活路の意義について 静岡県中小企業団体中央会 北島
事業としてやりっぱなしにしたり、今後の活動に活かせない事業にならないように
期待するとともに、支援機関として事務的な指導並びに各種事業展開の方向性等に
ついて参加させていただきます。
エコバッグが人々の1つのステイタス、ファッションになっていくように、
さらに当事業を文化の発信として位置付け、情報発信をする街として、
今後追随する商店街が増えるような事業としていきましょう。
V 第1回 エコバッグ事業 企画検討会
すでに2月からエコバッグの検討会が進められてまいりました。(議事録2/23,3/9,3/23参照)
ターゲット設定・機能・デザイン・素材など具体的案がすでにまとまりつつあります。
― 議事録を振り返って −
2月23日 いろいろなデザインのバッグを参考にしながら、バッグの目的、機能は?
などについて意見交換
3月 9日 各自家で保管してある店のバッグを持ち寄り、使いやすいバッグとは?
大きさなどについて意見交換 → エコバッグに決定
3月23日 アイドマさんからのデザイン提示
― デザイン検討 −
●デザインについては、アイドマさんからのデザインをもとに検討しました。
・呉服町カラーをどこかに入れてみる。ストラップを5色にするなど。
・折ネームの色を呉服町カラーで入れる。
・折りたたみ時のマジックテープでとめる部分を含んだデザインなど。
(マジックテープについては、洋服に付くなどの困った点もあり。)
・エコバッグの良いサンプルとして、紀伊国屋のバッグがあります。
機能、デザイン、細部にいたる工夫など(ストラップの太さなど)申し分ない。
これを参考にはするが、真似はしたくない。
・望月先生のデザインで作成する。今回のエコバッグはオリジナルにして、
望月先生のデザインは特別バージョンバッグ、限定品としてはどうかとういう意見です。
●「呉服町」というロゴをバッグに大きく入れるかいれないかで議論になっています。
<ロゴを大きくする>
・呉服町というロゴがなければただのエコバッグになってしまう。
・呉服町の活動としてのエコバッグの意味が皆に伝わらない。
・ローマ字などでデザインに凝れば、大きくてもいいのでは。
・呉服町ブランドを定着させるためにも入れたほうがよい。
<ロゴなし、もしくは小さくする>
・ロゴがあると皆が持ちたがらないだろう。
・呉服町ブランドとして確立していないのだから、ロゴは小さいほうがいい。
ローマ字で小さく入れるとか、折ネームにするとか、ストラップ部に入れるとか。
・ローマ字でのデザインでは、紀伊国屋バッグの二番煎じでオリジナリテイがない。
上記議論を踏まえて、試作品としていくつかサンプルを作ってみてはどうかという意見から、
デザインコンペテイションを開催し、人気投票でデザインを決定することになりました。
中央会村田より、デザインコンペテイションは一般参加とし、試作改善のための使用感や
ファッション性等の求評アンケートはサポーターズクラブの協力を仰いだらどうかという
意見がだされました。
これにより、
デザインコンペテイション イベント化することで、一般消費者への呉服町商店街の
活動の認知、簡易包装としてのエコバッグの広報活動
(大道芸で実施)
試作・求評価アンケート 逸品委員会のみならず、サポーターズクラブの協力
により呉服町全体を巻き込んだ活動(11月実施)
という、大きな効果も期待できることとなりました。
― 今後の活動予定 ―
次回検討会 ★コンペテイション用のデザイン5種を委員会で決定する。
ロゴが大きくデザインされたもの
ロゴがちいさいものをそれぞれ含むサンプル5種
・ 中央会村田より県西部に繊維組合があり、新しい布地等の利用はどうかという提案で、
・ 次回布地サンプルの手配をお願いしました。県内での交流にもなるのでは。
・アイドマさんデザイン提示・試作サンプル提示
ロゴ大小のデザイン、形たてよこタイプ、マジックテープのあるものなど。
【2】次回開催のお知らせ
静岡呉服町名店街事務局3階会議室にて
平成13年7月13日(金)18:00〜20:00
議題=エコバッグ事業 ― 企画検討会(第2回)
以上